テキストブラウザというジャンルがある。テキスト端末でもそれなりに Web が見れるという時点で最高にクールだが、何よりも余分な機能を付けないでコンパイルできるので軽い。例えば、画像は表示できないし、Javascript は効かないし、CSS は無視される (ように設定することも出来る)。この項では起動してみて回って終了するまでの一連の流れを解説する。
まずは起動してみる。下のどちらでも起動する。引数が . の場合はホームディレクトリからカレントディレクトリのディレクトリツリーとファイル一覧が表示される。-B の場合はブックマークが表示される。引数がないと怒られて起動しない (debian) か設定ファイルのホームを読みに行く (vine)。僕は . で起動させるのが好き、他人にコマンドライン履歴を見られたときとかプロセスを見られたときに色々と詮索されるのが嫌だからね。
$ w3m . $ w3m -B
起動したら
機能 | コマンド |
---|---|
リロード | R |
新しいタブを開く | T |
タブ移動 | } |
タブ移動 | { |
タブを閉じる | C-q |