[ハードウェア] memtest86でメモリの欠陥、故障、不具合をチェック
memtest86は更新ストップしていると思いきや3.4aまで更新されていました。memtest86は新しいチップセットに対応していないからだめだなんて言われていましたが、README.txtやChengeLogによればmemtest86+のソースから新しいチップセットに関する部分がマージされているようです。とりあえず"Download - Pre-Compiled Memtest86 v3.4a installable from Windows and DOS"のリンクからダウンロード、解凍して出てきたmemtest.binをddでfdに書き込んでみました。
$ cd /tmp $ wget http://www.memtest86.com/memtest34a.zip $ unzip memtest34a.zip $ su - # cd /tmp # dd if=memtest.bin of=/dev/fd0
"Download - Linux Memtest86 v3.4 Source and binary Package"のリンクからダウンロードできるパッケージに含まれるprecomp.binと上に挙げたmemtest.binは同じもののようです。ソースが不要という人は"Download - Pre-Compiled Memtest86 v3.4a installable from Windows and DOS"のリンクを辿ればよいでしょう。
$ cd /tmp $ wget http://www.memtest86.com/memtest86-3.4.tar.gz $ tar zxf memtest86-3.4.tar.gz $ ls -l memtest.bin memtest86-3.4/precomp.bin -rwxr-xr-x 1 hoge hoge 103328 2007-12-28 06:43 memtest.bin -rwxr-xr-x 1 hoge hoge 103328 2007-12-28 06:43 memtest86-3.4/precomp.bin $ diff memtest.bin memtest86-3.4/precomp.bin
Pentium III 801.8Mhz、128M(230MB/s)で#1-#8までのチェック1周が40分程度。memtesr86+より2倍くらい時間がかかる。同じ個としているのかは不明だけれど。
[ハードウェア] memtest86+でメモリの不良、欠陥、故障、不具合をチェック
まずはメモリチェックから。とにかく搭載メモリにエラーがあると障害切り分けに苦労する。ダウンタイムを許すシステムなら定期的にチェックしておくのもよいかもしれない。memtest86+のページには「memtest86は2002年のv3.2から更新ストップしている」とあるが、memtest86は更新されている。memtest86がサポートしていない新しいチップセットを使っている場合はmemtest86+を使うといいかもしれません。
"Download - Pre-Compiled Bootable Binary (.gz)"のリンクからダウンロード、解凍してddでfdに書き込み。
$ cd /tmp $ wget http://www.memtest.org/download/2.11/memtest86+-2.11.bin.gz $ gunzip memtest86+-2.11.bin.gz $ su - # cd /tmp # dd if=memtest86+-2.11.bin of=/dev/fd0
v3.2以降はv3.1までにあったall testというものがなくなっている。また、テストには時間がかかるし、ストレステスト的には何回もテストしたほうが良いので、1日くらい潰すつもりでやりませう。Celelon 600,192MB(172M/sec)でTest#0-#9の1周がおよそ40分ってところ。Pentium III 801.8Mhz、128M(230MB/s)で#1-#8の1周が20分。
- Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool
- @IT:PCのメモリテストを行うには
- しげふみメモ : ネットワークブートでメモリテスト
- Memtest86 - KOBUN