ファイルコピーとディレクトリ作成
decomp_dir/(圧縮ファイルを解凍したディレクトリ) の下に、work/(ワークディレクトリ) を作成し、ワークディレクトリ (./work/) の中に LIGHT BORD の data. cgi、0001. cgi 等 past ディレクトリの中身をコピーします。
decomp_dir 内のディレクトリ構成とファイル位置は以下のとおりです。(かっこ内はパーミッションの設定値)
【ディレクトリ構成例】 decomp_dir/ (解凍ディレクトリ) | | lit2pto.cgi [705] ...本体 | readme.html [705] ...readme | +- work [707] / | | data.cgi [606] ...LIGHT BORD 現行ログ | 0001.cgi [606] ...LIGHT BORD 過去ログ | 0002.cgi [606] ...LIGHT BORD 過去ログ | : [606] :
修正
lit2pto.cgiをエディタで開いて以下の箇所を修正します。
必須設定項目
- #!/usr/local/bin/perl
- (プロバイダで定められた Perl へのパスを半角の英数字で指定します。以下項目の設定は全て半角英数字で。)
- $workdir = "./work/";
- (作成された作業ディレクトリです。)
- $lblogfile = "./work/data.cgi";
- (LIGHT BORD 現行ログファイルの指定。LIGHT BORD の設定を変更していない限り書き換える必要ありません。)
- $noworpast = "0";
- (追加スレッドの選択 (現行: 0、過去: 1)。現行にしておいたほうが何かと安心です。)
任意設定項目
スレッドを作るのに必要な情報です。不明な項目は書き換えないで下さい。後から Web 上で書き換えることができるものなので、とりあえず必須項目のみ変更した状態でアップして、スレッドの様子を見ることをお勧めします。
- $thread="imported from LIGHT BOARD";
- 作成するスレッドの題名です。
- $author="Ayanokouzi Ryunosuke";
- スレッド作成者の名前です。
- $mlad="i38w7i3@yahoo.co.jp";
- 書き込みがあると、Patio のスレッド追加項目にて E-mail: "表示" を選択したことになります。表示したくない場合は書き込まないで下さい。
- $come="This thread was impoted from LIGHT BORD.";
- このスレッドに対するコメントです。
- $url="http://www.kent-web.com/";
- 参照先の URL です。
- $pass="";
- 管理用のパスワードです。何も書かないでください。
今後機能追加する予定です。2004/07/24 削除。書き込みがあった場合、予期しない動作があるかもしれません。 - $date="";
- スレッドが作成された時間を指定できます。何も書かない場合 ($date = "" とした場合) 実行した時間になります。
- $ip="";
- スレッドを作った IP アドレスを指定できます。何も書かない場合 ($ip = "" とした場合) ブラウザでスクリプトを実行した IP アドレスになります。
- $init = "./init.cgi";
- Patio のイニシャライズファイルです。通常、Patio の動作においてこのファイルの指定を変更することはできないので、めったなことがない限り書き換える必要はありません。
アップロード
以上、修正が完了したら各ファイルを patio/(スレッドを追加したい Web Patio のフォルダ) に以下のとおりに FTP 転送し、パーミッションの設定を行います。
ファイル名 | パーミッション | 転送モード |
---|---|---|
lit2pto.cgi | 705 | アスキー |
readme.html | 600 | アスキー |
workディレクトリ | 707 | - |
data.cgi | 606 | アスキー |
0001.cgi等 | 606 | アスキー |
ホームディレクトリ以下のディレクトリ構成とファイル位置は以下のとおりです。(かっこ内はパーミッションの設定値)
【ディレクトリ構成例】 public_html (ホームディレクトリ) | +- patio / | | patio.cgi [705] | regist.cgi [705] | init.cgi [604] | index1.log [606] | index2.log [606] | jcode.pl [604] | note.html | lit2pto.cgi[705] ...本体 | readme.html[600] ...readme | +- work [707] / | | | | data.cgi [606] ...LIGHT BORD 現行ログ | | 0001.cgi [606] ...LIGHT BORD 過去ログ | | 0002.cgi [606] ...LIGHT BORD 過去ログ | | : [606] : | | | +- log [707] / | +- lock [707] / | +- img / *.gif
チェックと実行
以上、設定が完了したら「チェックモード」で動作チェックを行なってみましょう。
- 【チェックモード】
- → lit2pto.cgi の末尾に「?check」と付けてブラウザでアクセス
- 例 http://〜〜/patio/lit2pto.cgi?check
表示される内容を確認したら置換実行ボタンを押す。(問題がある場合置換実行ボタンは表示されません。)
NG が出なかったら置換成功です。『ワークディレクトリの削除 NG』と出る場合があります。ワークディレクトリは、自分よりも高位のディレクトリの書き込み権が無いと削除されません。この場合手作業で削除する必要があります。
確認と削除
patio にアクセスしてトップページにスレッドが追加されているか、スレッドにアクセスできるかを調べる。
移行がうまくできていればアップロードした lit2pto. cgi を削除する