hda1 基本 windows c:\ hda2 基本 windows d:\ hdb3 拡張 < hda4, hda5, hda6 > hdb4 論理 Linux swap hdb5 論理 Linux / hdb6 論理 Linux /boot
先ず、上のように考えてみた。LinuxでマウントしたいWIndowsパーティションはd:\なので、この構成でマウントできそうな気がする。でも、ちょっと問題有。考えてみると、HDDは外周から書き込まれる訳だ。言い替えれば割り当てられたシリンダ数の小さい側のパーティションのほうが外側にあることになる。当然ながら、HDDのプラッタが1周回る間に通る距離は外側の方が長く、回転するスピードは一定なので、外側の方がデータの読み書きが素早いということになる。
そう考えてみると、読み書きが激しいと思われる、WindowsのsystemパーティションやLinuxのswapパーティションはHDDの外周にあったほうがいいんじゃないかと思う。考えてみれば、Windowsのページファイルpagefile.sysの位置を指定できないのかと思ったりもする。まぁ、それは追い追い考えよう。話を戻して、これまでのことを考慮してパーティションを考え直す。
hda1 基本 Linux swap hda2 基本 windows c:\ hda3 基本 windows d:\ hdb4 拡張 < hda5, hda6 > hdb5 論理 Linux / hdb6 論理 Linux /boot
LinuxのswapパーティションをHDDの最外周に持ってきたことで次に考えるべきだと思うのはHDDのシークタイムだ。これはカタログに書いてある。平たく言えば、どれだけのスピードでHDDのヘッドが移動するかの指標になるものだ。これを考慮していまの構成を検証してみると、やはり問題点が有ると思う。それは、Linuxでブートしているとき、Swapと/に交互にアクセスするような場合、HDDのヘッドは大きく移動しなければならない。これではswapを最外周に持ってきたところで体感速度はあまり変らないのではないかとも思える。
よくよく考えてみれば、HDDのスピードはランダムアクセスの方が読み出し書き込みスピードが落ちていたように思う。つまり、同時にアクセスするようなパーティションは連続していた方がいいと思う。すると始めの構成かLinuxとWindowsを入れ換えた構成が最適なようにおもう。どちらを先に持ってくるかはどちらのOSを頻繁に使うかという問題に換言できると思う。でも両方共良く使うんだよな。
どちらのOSも良く使うので、Swapとc:\が外周に近い方がいいということになる。で、d:\は読み出しにあまりスピードを必要としないデータパーティションなので、内周でも問題ない。するとLinuxパーティション、WIndowsパーティションの順番の方がいいと思う。ということで最適な構成は下かな。
hdb1 拡張 < hda2, hda3, hda4 > hdb2 論理 Linux swap hdb3 論理 Linux / hdb4 論理 Linux /boot hda5 基本 windows c:\ hda6 基本 windows d:\