R.A. Epigonos et al.

etch CDからのセットアップ

今回は1からセットアップする。つまり、coLinux本家から提供されているイメージファイルを使わない。必要なもを下に上げる。

  1. windows 2000の動いているマシン
  2. coLinux本体
  3. debian netinstaller
  4. debian netinstaller に含まれるinitrd.gz
  5. qemu

手順的には、colinuxのセットアップ、qemuでディスクイメージの作成、coLinux上にdebianをインストールのための設定ファイルの作成、debianのインストーラを起動、インストーラからAlt+F2で仮想コンソールを移動、移動先の仮想コンソールからログインしてインストーラが作った*nix上でdebianをクロスインストール(debootstrap)、システムの設定、である。気づかねばならない重要な視点は、debian netinstallerはdebianをインストールするためのかませ犬でしかないことに気づくこと。このことに対する重要な示唆がD.3. Unix/Linux システムからの Debian GNU/Linux のインストールcoLinuxでDebian etchを使うを比べてみるとよくわかる。

つまり、あえてdebian installerを使わずとも、クロスインストール出来るようなLinux環境があればよいということだ。つまり、クロスインストールするのに必要な最低限のLinux環境を作るためにdebian instalerを使用したということなのである。ゆえに、いくつかのイメージがcoLinux本家から手に入るので、これを使ってcoLinuxを起動し、其の上でクロスインストールすることもOKなのである。

ただし、debootstrapはこれを導入するためにarとwgetとが使えなければいけない。残念なことに、coLinuxに添付されているinitrd.gzに含まれるbusyboxはarコマンドが無い。そんな訳で、非常に残念なことに、余分なものが必要になる。とにかく、arとwgetが使えるinitrd.gzがあればいいのだが。

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ChangeLog

  1. Posted: 2006-06-15T04:48:14+09:00
  2. Modified: 2006-06-15T11:32:23+09:00
  3. Generated: 2023-08-27T23:09:15+09:00