-vは結果の反転。-eの後にパターンを続ける。この場合なら、ファイルに含まれる行の内、「#にマッチしない行」と「空行にマッチしない行」を抜き出すことになる。設定ファイルの多くは#をコメントアウト、空行を読み捨てとして扱うのでこれを通せば設定項目のみを抜き出すことができる。
$ grep -v -e '#' -e '^$' /etc/ppp/peers/provider