情報の2次配布に伴う事実の公正性については、オリジナルのコピーがオリジナルとなりえるというデジタル情報の特徴ゆえ問題はないと思われる。ただし、ここで問題なのは「紹介サイト」が生き残るためには巨大であらねばならないのではないか、という点だ。情報のハブとして十分に機能するためには、その紹介サイトの信頼性が問題になってくると思う。僕は特に、オリジナルの媒介者としての機能しか持たない「紹介サイト」の人気を保つには十分に大きくなければならないと思っている。その大きさを維持する努力をやめればその信頼性をも揺るがしかねないことになると思う。
ではこれに対して情報のオリジナルであることについてはどうだろうか。常にオリジナルであることはかなり難しいが、サイトのサイズは小さくてもよいという点で優れているように思う。オリジナルであることは、それが存在するだけで十分に価値のあることなのだ。