wikiにしてもxoopsにしても動的ページと呼ばれるものだ。そもそもの考え方として、動的ページが静的ページに比べてものすごく重いとか負荷がかかるという考え方は正しさと間違いを両方含んでいると思う。あるプログラム(wikiにせよxoopsにせよ)がwebページを生成することを考え、このwebページの内容は別のファイルに依存して変化するとしよう。あるプログラムは依存関係を元にwebページを生成し、生成対象のwebページと依存関係にあるどのファイルにも変更が無ければ何もしない。依存関係を元にファイルを生成する仕事を簡単に行うプログラムは相当昔からある。makeコマンドだ。wikiやxoopsに同様の機能を組み込むことは結構簡単なのではないかと思う。ただし、慎重に考えなければいけないのはwebページとしての特徴、つまり依存関係だ。例えば、全てのページに全てのページへのリンク(サイトマップ)を入れるとしよう。この場合新しいコンテンツが増えると全てのページを新しくしなければならない。そして、リンクをユーザに踏ませる際にmake.cgi?makefile的な形にして、make.cgiのなかでは依存関係チェックとコンテンツ生成を行い、最後にlocationヘッダでmakefileに対応した生成ページへ飛ばすようにすれば、万事解決のような気がする。まぁプロトタイプすら作っていないのでどうなるかわからないが。でもなぁこういう機能ってすでに有名所には実装されていそうな気がする。