R.A. Epigonos et al.

[debian] ファイル名の後にdpkg-distが付くファイルはパッケージ謹製ファイル

パッケージが更新されたときに、*.confや*rcファイルをパッケージに含まれるものと差し替えるか聞かれるときがある。この時に既存のファイルを残すようにすると、パッケージ謹製の設定ファイルは.dpkg-distとリネームされて同じディレクトリに保存される。

従って、以下のようにdiffを取ることで自分の編集した設定ファイルと、パッケージが提供する設定ファイルとの比較が出来る。内容を比較して、マージしたり適当な処理をするべきである。

# diff /etc/screenrc{,.dpkg-dist}
109,110d108
< #defbce "on"
< #term xterm-256color

例えば/etcの下に出来ている*.dpkg*ファイルを探すと、以下のようになる。パッケージ更新のときに作られるファイルはdpkg-dist, dpkg-old, dpkg-newとあるようだ。

# find /etc -name '*.dpkg*'
/etc/ppp/options.dpkg-dist
/etc/console-tools/config.dpkg-dist
/etc/vim/vimrc.dpkg-dist
/etc/screenrc.dpkg-dist
/etc/ca-certificates.conf.dpkg-old
/etc/tor/torrc.dpkg-old
/etc/privoxy/global.action.dpkg-old
/etc/privoxy/config.dpkg-dist
/etc/privoxy/standard.action.dpkg-old
/etc/elinks/elinks.conf.dpkg-old

リファレンス

  1. dpkg-dist - Google 検索
  2. Configuration - Community Ubuntu Documentation
  3. Debian-User: dpkg-dist
  4. Debian-User: Re: dpkg-dist
  5. Yet Another Diary: vmwareでclone化したUbuntu 8.04でeth0がeth1になってしまう
  6. Linux/Debian/WoodyからSargeにアップグレード - discypus
  7. dpkg-dist dpkg-old dpkg-new - Google 検索
  8. http://www.debian.or.jp/community/events/2002/1218-bsd-linux-day/dpkg/mgp00010.txt

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  1. Posted: 2009-10-12T05:35:02+09:00
  2. Modified: 2009-10-12T05:35:02+09:00
  3. Generated: 2024-12-16T23:09:13+09:00