R.A. Epigonos et al.

[Windows] インストール時に参照される環境変数TMP/TEMPの一時的な変更

まったく、マシンが非力だと、工夫するようになるからいいよね。

これは、America's Armyのインストール時に考えた。このゲームのインストール時には、TMPという環境変数が参照されて、その下に一時ファイルが作られる。この一時ファイルは結構大きくて、数ギガバイト。こんなに大きなファイルをc:\の下に作られると、一時的でもあまりうれしくない。さらに、同じHDDのうえにダウンロードしてきたファイルがあると、読み込みと読み出しで、インストールに時間がかかる。というわけで、その回避方法。

まず、コマンドプロンプトを起動。Windows+Rでファイル名を名指して実行、テキストボックスに下のように入力してEnter。cmdはコマンドプロンプトの実行ファイル名、/F:onは入力補完するときのオプションスイッチ(不可欠ではない)。

cmd /F:on

んで、開いたWindowで、下のように入力。このとき、d:\tmpは空き領域に余裕があるドライブで無ければだめ。さらに、e:\downloadsとd:\tmpが物理的に別の場所(一方はIDE1マスター、他方はIDE2マスターとか)にあるとHDDシークタイムの関係上なお良いと思う。

> TMP=d:\tmp
> e:\
> cd downloads
> AA282FullInstaller_BitTorrent.exe

すると、このWindowから呼び出されたプログラムに関しては、TMP環境変数がd:\tmpになる。だから、インストールプログラムのDistinationがd:\tmpになる。

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ChangeLog

  1. Posted: 2008-07-01T22:48:10+09:00
  2. Modified: 2008-07-01T06:35:40+09:00
  3. Generated: 2025-05-26T23:09:13+09:00