mogrifyは一括でフォーマットの変換が出来る。-formatオプションで変換先のフォーマットを指定する。最後の引数でフォーマット変換したい変換元ファイルを指定する。変換元のファイル名の後ろにフォーマットに対応した拡張子が付いたファイル名で変換先のファイルが作成される。
$ mogrify -format png hoge.*.ppm $ ls hoge.01.ppm hoge.01.ppm.png hoge.02.ppm hoge.02.ppm.png
convertは色々と変更ができる。ここでは、余白の削除と透過色の指定を行う。なぜかたまに上手くtrimされないことがあるようだ。多くの場合、透過色に指定した色)ここでは#FFFFF=白)以外の色が小さなドットとして残っていることが原因。GIMPで取り除くか、fuzzオプションをつける。
$ convert -trim -transparent "#ffffff" hoge.02.ppm.png hoge.02.ppm_trim.png $ convert -trim -transparent "#FFFFFF" hoge.02.ppm.png hoge.02.ppm_trim.png $ convert -trim -transparent "#FFFFFF" -fuzz 15%% hoge.02.ppm.png hoge.02.ppm_trim.png
透過色指定したpngファイルをlatexでpdf化するとなぜか透過部分が真っ黒になる。latexが何を透過色とするかわかっていないことが原因と思われるが、この場合はepsにしてしまうことにしている。圧縮形式とEPS2にすることでファイルサイズを小さくできる。これは必須オプションと思う。
$ convert -compress LZW hoge.02.ppm_trim.png EPS2:hoge.02.ppm_trim.png.eps
たまに色が反転しているような場合もあるので、そのときは-negateオプションで色を元に戻す。
$ convert -negate hote.01.png hote.01_negate.png