cgiをサーバ上で動かす前にローカルでチェックする。このチェックが意味を持ってくるのはサーバ上の環境とローカルの環境が完全に同一の場合だ。PurePerlでスクリプトを書いている場合はそれほど気にならないかもしれないが、モジュールを使い始めるとそうもいえない。まず、レンタルサーバ側が導入済みモジュールのバージョンを教えてくれないし、モジュールの中にはバージョン自体を定義していないものもある。つまり、ローカル環境とサーバ環境を同一にするための資料が不足していることが多く、現実問題としてローカルにサーバと完全に同一の環境を構築することはかなりハードルが高い。このハードルを越えれるようなスキルを持ち合わせているようなユーザはそもそもアカウント停止になるような負荷をかけたりはしないだろう。結局、サーバの管理者は間違えてサーバにとってあまりうれしくないcgiをアップロードしてしまうようなユーザの行動を抑止するのに十分なだけの資料を提供していないのではないかと思う。