D:\>perl -ne "printf(\"%5d: %s\",$.,$_);" c.txt
なんでもないようで示唆にとんだスクリプトなんだな。最初に気をつけるのはprintf文の中身なんだな。通常のprint文ではダブルコーテーションで出力内容を括るけど、この場合はダブルコーテーションの前に円マーク(バックスラッシュ)をつけて明示的にエスケープしているんだな。多分これはWindows上で動くActivePerlだからなんだな。こうすることでスペースをわざわざ別コーテーションで括ることなしに使えるようにしているんだな。次に-nオプションでwhileループ中のスクリプトを書いているんだな。つまりこんな感じで解釈されたということなんだな。
while(<>){ printf("%5d: %s",$.,$_); }
printf文はダブルコーテーション中の%以降で指定した出力形式で、これに続く変数を展開して出力するんだな。2つの重要な特殊変数が使われているんだな。一つ目は$.なんだな。これは読み込み中のファイルの現在読み込んだ行の行番号を示しているんだな。これをprintf文で5桁(5桁未満の場合は空白で埋める)にしているんだな。5の部分を適当な整数に変えることができるんだな。二つ目は$_なんだな。これは読み込み中のファイルの現在読み込んだ行の内容を示しているんだな。これをprintf文で%sにて展開、つまり文字列として展開しているんだな。